ダイナミック クエリの表示について

ポスト処理でダイナミック クエリをよく利用しますが、表示が画面上にそのまま残ったりします。使い方がよく分かりません。
また、この数値を他のプログラムへ渡したいのですが良い方法はありますか。


ダイナミッククエリ

ダイナミック クエリの表示方法、注記化(画面に残す)、内容のクリップボードへの転送について説明します。
 
 ▼ダイナミック クエリの表示方法
ダイナミック クエリは特定のエンティティについて情報を得る簡便な方法です。エンティティを選択する と画面表示の状態に応じたデータが表示されます。

ダイナミッククエリ表示を有効にするには以下の手順を踏みます。

 

   1. FEMAPアプリケーションウィンドウの右下にある、下図の表示部分をクリックします。

   2. すると、下図の様なポップアップ メニューが表示されます。:


このポップアップメニューで、グレイ表示されているもの以外は現在クエリー表示が可能なものです。

この中から、表示したいエンティティを選んでください。

選択すると、先ほど、[オフ]と表示されていた欄に選択したエンティティの名前が表示されます。


   3.

カーソルを移動して、表示を見たいエンティティをさしてください。このとき、クリックする必要はありません。
すると、現在表示している状態に応じて選択したエンティティの種類、ID、ポスト表示中はポストデータの数値などが表示されます。
 
 ▼ダイナミック クエリ表示の注記化
次の手順でダイナミック クエリの表示をテキスト エンティティに変換し、画面にそのまま残すことができます。
 
  1. ダイナミック クエリ を表示し、ダイナミック クエリのボックスの中にカーソルをそっと移動し、右クリックします。

  2. [ビュー]-[再生成]コマンドで画面を更新します。
画面に先ほどのダイナミック クエリのボックスがテキストとして表示されつづけます。
テキストは[修正]-[編集]-[テキスト]コマンドで修正、[削除]-[ツール]-[テキスト]コマンドで削除することができます。

表示されないときは[Ctrl]+[Q]を押して、[ビュー クイック オプション]ダイアログの[テキスト]オプションがオンになっているか確認します。

それぞれのコマンドに関する詳細は、FEMAPのコマンドリファレンスをご参照ください。

 
 ▼ダイナミック クエリの内容をクリップボードへ転送する

ダイナミック クエリの内容は[FEMAPメッセージとリスト]ウィンドウを経由してクリップボードへ転送(コピー)することができます。(直接クリップボードへ転送することはできません。)
 
  1. ダイナミック クエリ表示 でボックスの中にカーソルをそっと移動し、左クリックします。

  2. すると、その内容が[FEMAPメッセージとリスト]ウィンドウに 転送されます。

  3. カーソルを[FEMAPメッセージとリスト]ウィンドウに移し、必要な行を選択して反転表示させます。

  4. [Shift]+[Ctrl]+[C]を押すと、反転表示されている部分がWindowsのクリップボードに 転送(コピー)されます。

  5. あとは適当なアプリケーション(テキストエディタ、ワープロソフトなど)を立ち上げて、[編集]-[貼り付け]コマンドで貼り付けを行ってください。
それぞれのコマンドに関する詳細は、FEMAP『コマンド リファレンス』をご参照ください。
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