FEMAPを使い始めてスクリーン上で直ぐに目にすることのできるカーブ、サーフェイス、ソリッド、ノード、エレメントなどはエンティティの代表的なものです。これらはスクリーン上にシンボル(目に見える形、印)として表示されるので、実在物として感覚的に違和感はないと思います。 一方、FEMAPのエンティティにはシンボルとして表示されない(シンボルがない)ものもあります。FEMAPでは3次元空間内での形の有無に関わらず、特性や条件もエンティティとして扱います。有限要素法で扱うマテリアル(材料特性)、プロパティ(部材特性)がその代表的なものです。