レンダーモード(OpenGL表示)の障害について
 ▼ 初期設定の[バーテックス アレイの使用]欄の扱い


現在OpenGL対応の様々なグラフィックス カード製品が販売されコンピュータに搭載されていますが、FEMAPのレンダーモード(OpenGL表示モード)とグラフィックス チップ/ドライバとの間でOpenGLのバーテックス アレイ(Vertex Arrays)機能の不整合があるために、FEMAPレンダーモード表示時にシステム フリーズ(Windowsが応答しなくなる)を起こす障害が確認されています。

この問題を回避するために、セットアップ直後は初期設定の「バーテックス アレイの使用」欄は「無効」または「オフ」になっています。

グラフィックス カードによってはバーテックス アレイ機能を有効にすることで若干のパフォーマンス向上が見込まれますが、一方多くのグラフィックス カードでは上記トラブルが高い率で発生するリスクが伴います。つきましては、初期設定の[バーテックス アレイの使用]欄の設定を変更する場合は十分に注意してください。

障害が発生した場合はコンピュータをリセット/強制終了して再起動し、FEMAPの初期設定の[バーテックス アレイの使用]欄を「無効」または「オフ」に戻してください。

障害が改善しない場合の処置

バーテックス アレイを使用しない状態で何らかの障害がある場合には、[ファイル]-[初期設定]コマンドの[レンダー グラフィックス] (v8.0以前は[ビュー])で[ハードウェア アクセラレーション]チェックボックスを「オフ」にしてください。
こうすることでハードウェア(ビデオカード)のOpenGL機能を使用せずに、Windowsのソフトウェア エミュレーションによるOpenGL表示を行うようになります。表示パフォーマンスは低下しますが、多くの場合、障害を回避できます。

FEMAP v8.2] 初期設定

[FEMAP v8.1] 初期設定

[FEMAP v7.1-8.0] 初期設定

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