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FEMAPが異常終了した場合の、作業中のモデルデータの復旧方法は? |
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モデルデータのクラッシュと復旧 (FEMAP v8.1以前用)
注意:
このページは、FEMAP v8.1以前のバージョンについての情報です。
v8.2以降はデータベースが変更になったため、クラッシュ時のデータの復旧はできません。[ファイル]-[初期設定」コマンドの[データベース]の[時間による保存]を有効にするなどして、データをファイルに保存するようにしてください。次のような状況でやむを得ずFEMAPを終了した場合、作業中のモデルデータがファイルに保存されません。場合によってはモデルデータがクラッシュすることもあります。
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●ユーザーによるOSからの強制終了
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ハードディスクの空き容量不足によりFEMAPスクラッチファイルを更新できずに異常終了
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ハードウェア、ソフトウェアの不調/不具合による予期できない異常終了
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このような場合、FEMAPスクラッチファイル(一時作業データファイル)から、より最新のモデルデータを復旧することができます。(クラッシュの度合いによっては復旧できないこともあります。) |
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スクラッチファイルからのモデルデータの復旧
- FEMAPを新規で起動します。[ファイル]-[開く]コマンドを選択します。
- システムのテンポラリ フォルダ(通常C:\Windows\Tempまたは C:\Temp)にあるスクラッチファイルxxxx.scrを選択し、<Open>ボタンをクリックします。
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ヒント: スクラッチファイルは拡張子が .scrなのでそのままでは表示されません。ダイアログの[ファイルの種類]リストボックスで「All Files (*.*)」を選択するとすべてのファイルが表示されます。または[ファイル名]テキストボックスに“*.scr”と入力し、キーボードの<Enter>キーを押すと、拡張子がscrのファイルのみが表示されます。複数のスクラッチファイルが見つかった場合は、ダイアログ右上の<詳細>ボタンをクリックし、名前、サイズ、更新日時から作業中であったファイルを判別してください。 |
- 起動時に開いていたファイルを閉じるために<いいえ>ボタンをを押します。
- スクラッチ ファイルを開くために<はい>ボタンを押します。
これでスクラッチファイル内のモデルデータがFEMAPに読み込まれました。この段階で元の状態が復元されればモデルデータは正常と思われます。
もし、表示が正常ではなかったり、元の状態ではないようであれば、[ファイル]-[リビルド]コマンドでデータベースを再構築してください。正常な状態へ復旧できる可能性があります。
[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドで、モデルデータをファイルに保存します。念のため、元のファイル名とは別名で保存したほうがよいでしょう。
[ファイル]-[保存]または[名前を付けて保存]コマンドが選択できない(グレーアウト)状態の場合、[ファイル]-[エクスポート]-[FEMAP ニュートラル]コマンドでFEMAPニュートラル ファイルを保存してください。そして、FEMAPを再起動し、[ファイル]-[インポート]-[FEMAP ニュートラル]コマンドでFEMAPニュートラル ファイルを読み込んだ後、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドでモデルデータをファイルに保存してください。
以上の手順でモデルデータを復旧できない場合、前回保存したファイルから作業を再開することになります。
作業を無駄にしないためにも、作業がある程度進んだところでデータを保存することをお勧めします。[ファイル]-[初期設定]コマンド の[データベース]の[時間による保存]で一定時間毎に自動保存するのも予防策の1つです。
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