ビーム ダイアグラム(梁線図)の表示について

ビームダイアグラム(梁線図)について教えてください。
ビームダイアグラムの表示方法と、表示設定について説明します。
 
 ▼ ビームダイアグラムの表示

ビームダイアグラムは梁のモーメント線図(BMD)やせん断力線図(SFD)、などを表示する強力なツールです。

ビームダイアグラム表示は[ビュー]-[セレクト]コマンドの下図のボタンでアクセスできます。




ビームダイアグラムで表示できるものには以下のものがあります。ただし全て線要素に対して定義されたもののみです。:
解析結果(ソルバに依存) 表示内容 備考
変位, 変形ベクトル 変位の大きさ  
拘束点 反力/モーメント 反力の大きさ 固定点からグラデーション表示
端点A, Bでの曲げモーメント モーメントの大きさ 梁断面Y/Z方向
端点A, Bでのトルク/軸力 大きさ  
端点A, Bでの軸方向の応力 大きさ  
応力計算位置での曲げ応力 大きさ  
応力計算位置での合成応力 大きさ 曲げ応力と軸力の算術和
 
 ▼ ビームダイアグラムの表示設定
ビームダイアグラムの表示は一般的には下図の様になります。
上図モデルデータをダウンロードするにはここをクリックしてください。(自己解凍形式78kB:解凍後約1MB)
ビームダイアグラムの「塗りつぶしの有無」と「旗の方向と大きさ」の設定について以下に示します。:

1) コンターの塗り潰しの有無


コンターの塗り潰しを解除するには、塗り潰しのオプションを切ります。

STEP1.PRGファイル(テキストファイル)をローカルディスクにコピーして、塗り潰しを止めたいモデルを表示したFEMAPで、 [ファイル]-[プログラム]-[実行]で指定してください。

説明と手順での実証が自動的に行われます。

STEP1.PRGファイル(テキストファイル)を開く

プログラムファイルについての説明はここをクリックしてください。

2) 旗の方向と大きさの設定

2-1) 旗の方向の設定


視認性を改善するため、梁線図の旗の方向を設定して表示できます。

FEMAPは元々三次元上での構造物を扱うために、梁断面表示の場合にもその方向を三次元ベクトルで定義します。 定義の方法は、全体座標軸方向か、要素座標軸方向にしか出せません。

STEP2.PRGファイル(テキストファイル)をローカルディスクにコピーして、FEMAPで、 [ファイル]-[プログラム]-[実行]で指定してください。

STEP2.PRGファイル(テキストファイル)を開く

プログラムファイルについての説明はここをクリックしてください。

2-2)スケールの制御

スケールの制御は、同じくSTEP4.prgを実行してみてください。

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